こんにちは、ティールです。
Stable Diffusionをローカルでインストールする方法を解説します。
Stable Diffusionとは?
Stable Diffusionとは、オープンソースで公開されている画像生成AIツールです。
オープンソースのツールなので、誰でも自由に使えます。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
無料で使える | 環境構築に手間がかかる |
生成の制限がない | パソコンのスペックがいる |
拡張機能の追加ができる | 推奨環境がWindowsに限定されている |
Stable Diffusionの稼働に必要なスペック
- Windows 10
- CPU IntelCore i5~Core i7、AMD Ryzen 5~7
- GPU RTXシリーズのVRAMが12GB以上
- メモリ 16GB
- ストレージ 512GB
Stable Diffusionの環境を構築する手順
- Python 3.10をインストールする
- Gitをインストールする
- Stable Diffusionをインストールする
1. Python 3.10をインストールする
Pythonの公式サイトからバージョン「3.10」を選択して、
インストーラーをダウンロードしてください。
Windowsが32bitの場合は、「Windows installer(32-bit)」をインストールします。
Windowsが64bitの場合は、「Windows installer(64-bit)」をインストールします。
ダウンロードしたら、インストーラーを起動します。
[Add Python 3.10 to PATH]にチェックを入れて、
[Install Now]をクリックします。
「Setup was successful」が表示されたら、
Pythonのインストールは完了です。
「Close」をクリックして、画面を閉じてください。
2. Gitをインストールする
Gitの公式サイトから、「Click here to download」をクリックします。
ダウンロードしたら、インストーラーを開きます。
インストーラーを開いたら、「Install」をクリックします。
「Completing the Git Setup Wizard」が表示されたら、
Gitのインストールは完了です。
「Finish」をクリックして、画面を閉じてください。
3. Stable Diffusionをインストールする
「Stable Diffusion」をインストールするフォルダを作ります。
フォルダを開いて、右クリックをして、「Open Git Bash here」をクリックします。
ターミナルが開いたら、以下のコマンドをコピーして、貼り付けます。
「git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git」
ショートカットは使えないので、
右クリックをしてから、「Paste」で行います。
コマンドが止まったら、
Stable Diffusionのインストールが完了です。
「Stable Diffusion」を起動するには、
最初に作成した「Stable Diffusion」のフォルダから、
「stable-diffusion-webui」のフォルダを開いて、
「webui-user.bat」を実行してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Stable Diffusionをローカルでインストールする方法を解説しました。
今回のポイントをまとめると
- Stable Diffusionをローカル環境で構築すると、無料かつ無制限で利用できる
- ローカル環境で構築するには、「Python」「git」「Stable Diffusion」をインストールする
- Stable Diffusionは容量が大きいため、余裕のあるストレージに保存する
この記事が、あなたの役に立てたら幸いです。
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