5分で導入完了!ComfyUI API ノードで話題の有料ツールがすぐに使える!【ComfyUI】

少年
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最近話題の「ComfyUI API ノード」ってなんですか?

ティール
ティール

「ComfyUI API ノード」とは、
外部のツールを呼び出して使うことができるノードだよ!

少年
少年

外部のツールを呼び出す?なんですかそれ

ComfyUI API ノード とは

ComfyUI API ノードとは、外部の有料サービスのツールを呼び出すことができるノードです。
例えば、「動画生成サービスのRunway」を「ComfyUIのワークフロー」で使うことができます。

ComfyUI は、2025年5月6日にAPIノードを導入しました。
これにより、ローカル環境では扱えない高性能モデルを、簡単に呼び出すことが可能になりました。

ComfyUI API ノードの仕組み

  • ComfyUI そのものは、無料で使えるオープンソースのソフト
  • APIノードを使って、外部のサービスを呼び出す時は、利用料金が発生する
  • ComfyUI クレジットを購入して、APIノードを使うと消費される

ComfyUI API ノードの対応モデル

言語生成

  • OpenAI: o1, o1-pro, o3, gpt-4o, gpt-4.1, gpt-4.1-mini, gpt-4.1-nano
  • Google: Gemini 2.5 Pro, Gemini 2.5 Flash

画像生成

  • OpenAI: DALL·E 2, DALL·E 3, GPT-Image-1
  • Black Forest Labs: Flux 1.1[pro] Ultra, Flux .1[pro], Flux .1 Kontext Pro, Flux .1 Kontext Max
  • Stability AI: Stable Image Ultra, Stable Diffusion 3.5 Large, Image Upscale
  • Ideogram: V3, V2, V1
  • Luma: Photon
  • Recraft: V3, V2 & Various Tools

動画生成

  • Google: Veo2
  • Runway: Gen-4 Turbo, Gen-3 Alpha Turbo
  • Kling: 2.0, 1.6, 1.5 & Various Effects
  • Luma: Ray2, Ray1.6
  • PixVerse: V4 & Effects
  • Pika: 2.2
  • MiniMax: Text-to-Video, Image-to-Video

3D生成

  • Tripo: v1-4, v2.0, v2.5
  • Rodin: 3D Generation

ComfyUI API ノードのメリットとデメリット

ComfyUI API ノードのメリット

APIの利用が簡単にできる

従来であれば、APIを利用するときに、
提供されているサービスのAPIキーを取得して、
リクエストを組み立てたりするなどの手間がありました。

ですが、ComfyUIのAPIノードを使用することで、これらの手間を大幅に軽減できます。
ComfyUI のクレジットを購入して、ワークフローを実行するだけ!

複数のツールを組み合わせて使える

1つのワークフローで、複数のAPIノードを繋げることもできます!
例えば、「Flux.1」で画像生成して、その画像を「Tripo」で3Dにすることも可能です。
もちろん、APIノードとオープンソースのノードを組み合わせることもできます。

ComfyUI API ノードのデメリット

学習コストが高い

そもそも、ComfyUI は生成AIツールの中でトップクラスに難しいです。
初心者がワークフローをパッと見たら、何をやっているのか分からないと思います😭

ですが、慣れると複雑な処理を制御できるため、自由度が高いです。
そして、参入障壁が高いということは、専門性が高いという裏返しとも言えます。

従量課金制なのでコストが高くなることもある

ComfyUI API は「従量課金制」なので、使った分だけ支払う方式です。
有料サービスによっては、「API」のほうがコストが高くなることもあります。

有料サービスとAPIを比較して、「どちらがお得に使えるか」を検討したほうが良いです。
ちなみに、動画生成サービスの「Runway」では、APIのほうがお得に使えるという結論になりました。

ComfyUI API ノードの利用料金

引用:ComfyUI API Pricing

ComfyUIの公式ページに、APIの利用料金が掲載されています。

ComfyUI のクレジットは、プリペイド方式を採用しているので、
「自動更新・追加請求」は無いとのことです。

ComfyUI API ノードの始め方

ここでは、ComfyUI API の始め方を説明します。

ComfyUI クレジットを購入する

1. ComfyUI にログインする

  • ComfyUI を起動して、画面の左下にある「Settings」のボタンをクリックする
  • 「User」のタブを選ぶ
  • 「Sign in / Sign Up」をクリックしてログインする

2. ComfyUI クレジットを購入する

  • ComfyUI を起動して、画面の左下にある「Settings」のボタンをクリックする
  • 「Credit」のタブを選ぶ
  • 「Purchase Credits」をクリックする
  • クレジットを購入する

ComfyUI API ノードの使い方

ここでは、ComfyUI API の使い方を説明します。

  • ComfyUI を起動して、画面の左上にある「Workflow」のタブをクリックする
  • 「Browse Templates」を選ぶ
  • 「API」のタブをクリックする
  • ワークフローを選択する
  • ワークフローを実行する

サービスとAPIの料金を比較してみた

「有料サービスに契約した場合」と「ComfyUIのAPIノードを使用した場合」を比較してみました。
今回は、有料サービスの「Runway」で比較をしていきます。

【結論】RunwayだとAPIのほうがお得だった件

結論から言いますと、有料サービスの「Runway」であれば、APIを使ったほうがお得になりました!どのぐらいお得なのかと言うと、差額が2倍以上でした😱

  • 「Runwayのサービス」を利用すると、5秒の動画の単価が「88円」
  • 「RunwayのAPI」を利用すると、5秒の動画の単価が「37円」

今回は、Runwayの最新モデルである「Gen4-Turbo」を使用すると仮定して計算していきます。
計算が間違っていたら、ごめんなさい🙇

【比較】「Runwayのサービス」と「RunwayのAPI」の比較してみた

Runway サービス の料金

まずは、Runwayのサービスから見ていきましょう!

プラン料金獲得クレジット
Standard15$625クレジット
モデル消費クレジット
Runway Gen-4 Turbo5秒の動画で、25クレジットを消費

獲得クレジットが「625」で、消費クレジットが「25」なので、
「625 ÷ 25 = 25」となり、5秒の動画を25個作れます!

スタンダードプランの料金が「15$(約2200円)」で、25個の動画を作れるので、
「2200 ÷ 25 = 88」となり、5の動画の単価は88円です!

Runway API の料金

次に、Runway の API を見ていきましょう!

モデル料金
Runway Gen-4 Turbo1秒の動画で、0.05$

1秒の動画で「0.05$」であれば、5秒の動画で「0.25$」です。
「0.25$(約37円)」なので、5秒の動画の単価は37円です!

【検証】クレジットを購入して、ワークフローを動かしてみた

ComfyUI クレジットを「5$」購入して、
Runway Gen4-Turbo で5秒の動画を生成してみました。

「ComfyUI API」の「Runway」で動画生成

今回は、「Runway Gen4-Turbo」の「720P」で5秒の動画を生成しました。
動画の生成時間は、30秒ほどでした!👍️

「ComfyUI API」の「Runway」で動画生成

ワークフローを実行した後のクレジット残高

ComfyUI クレジットを「5$」購入しました。
Runway Gen4-Turbo は、5秒で「0.25$」です。
「5$ – 0.25$ = 4.75$」なので、ちゃんと引かれてますね!

【感想】ComfyUI API の可能性は凄いかもしれない

ComfyUI API の機能が増える凄いことになるかも

現状では、ComfyUI API でできることは限られています。
ですが、今後もノードの機能が追加されるとのことです!😆

ComfyUI API ノードの機能が増えて、色んなことができるようになれば、
ComfyUI の時代が来るのでは🤔

ComfyUI API のノードでは、以下のようなことができます。

  • txt2vid(画像から動画を作る)
  • img2vid(画像から動画を作る)
  • FLF2V(2つのフレームから動画を作る)

有料のサービスだと、上記の機能に加えて、以下のようなことができます。

  • vid2vid(動画から動画を作る)
  • カメラコントロール(カメラを自由にコントロールできる)
  • リファレンス(複数の画像を参照できる)

ComfyUI API は、統合サービスの対抗になるかもしれない

最近は、統合サービスというものがありますよね。
「1つのサイトで、複数の外部ツールが使える」というサービスです。

統合サービスは、「色んなツールを試せる」という点がとても便利ですよね。
ただし、統合サイトで外部ツールを使おうとすると、コストが高くなりやすいのがネックですよね🤔

ComfyUI API では、提供されているサービスと同じ料金となっています。
なので、統合サービスよりも、コストを抑えて外部ツールを使うことができます。

現状でも、ComfyUI API の方が、外部サービスをお得に使えます。
このまま機能が増えてくると、統合サービスよりもComfyUIを選ぶ人が増えるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
この記事では、ComfyUI API ノードについて解説しました。

ComfyUI API ノードを使えば、外部の有料サービスのツールを使うことが可能です。
「言語生成・画像生成・動画生成・3D生成」の色んなツールが、
ComfyUIだけで使えることになりました。

正直なところ、かなり驚いています😱
複数の外部ツールを「1つのワークフローで使える」となると、
オープンソースソフトの範疇を超えていると思います。

ComfyUIの進化は凄まじいものがありますね!👍️

この記事が、あなたのお役に立てればとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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