こんにちは、ティールです!
「ComfyUI で Wan2.1 の LoRA の使い方が分からない」と悩んでいませんか?
そのような方に向けて、Wan2.1 × LoRA の基本的なワークフローやノードを紹介します。
Wan2.1では、個性豊かで面白いモデルが公開されています。
「使ってみたいけど、難しそう…」と感じている方も、
この記事を読めば、一歩踏み出せますよ!
この記事は、このような方に向けて書いてます。
Wan2.1 とは
Wan2.1とは、アリババが2025年2月にオープンソースとして公開した動画生成モデルのことです。
Wan2.1は、14B(140億パラメータ)バージョンと、1.3B(13億パラメータ)バージョンがあり、パフォーマンスにおいて、既存のオープンソースモデルを上回っています。
さらに「1.3B」のモデルは、8.19GB の VRAM で動かすことができます。
そのため、一般的なGPUで5秒間の480P動画を約4分で生成することができます。
Wan2.1 のセットアップ
Wan2.1 の基本的なセットアップについては、
「ComfyUI Wan2.1」の記事で詳しく解説しています。
そちらもあわせてご覧ください。
Wan2.1 LoRA のダウンロード
Wan2.1 の LoRA は Civitai で公開されています。
ページの上側にある「Models」のタブを選択して、
ページの右側にある「Filters」から、「Wan Video」と「LoRA」にチェックを入れてください。
すると、Wan2.1 の LoRA だけが表示されます。

Wan2.1 LoRA のワークフロー
ComfyUI Wiki のワークフロー
ComfyUI Wiki のページに、Wan2.1 LoRA のワークフローが公開されています。
JSON形式のファイルをダウンロードして、
ComfyUI の画面にComfyUI の画面にドラッグ&ドロップすると、ワークフローが読み込めます。
個人的に作った Wan2.1 LoRA のワークフロー
以下のワークフローは、
ComfyUI Wiki のワークフローをもとに、
僕が分かりやすくまとめてみました!
以下のファイルから、ワークフローをダウンロードできます。
SVGファイルを ComfyUI の画面にドラッグ&ドロップすると、ワークフローが読み込めます。
Wan2.1 LoRA のテキストから動画のワークフロー

Wan2.1 LoRA の画像から動画のワークフロー

Wan2.1 LoRA のノード
LoRA のノード
ダウンロードしたモデルを、LoRAのノードにセットしてください。

Wan2.1 LoRA のモデルの紹介
ここでは、Wan2.1 の LoRA のモデルをご紹介します。
Civitai では、他にもたくさんの面白い LoRA が公開されており、
日々新しい作品が追加されています。
気になる方は、ぜひ他の LoRA も探してみてくださいね!
Flat Color – Style

こちらは、アニメをフラットなスタイルにする LoRA です。
Aesthetic Quality Modifiers – Masterpiece

こちらは、動画の品質を美的にする LoRA です。
Pixel Art Animation (Birdman Style) I Wan 2.1 I2V LoRa

こちらは、ピクセルアニメーションにする LoRA です。
Flying Effect (Wan2.1 I2V LoRA)

こちらは、被写体が空を飛ぶ LoRA です。
360 Degree Rotation (Microwave Rotation Wan2.1 I2V LoRA)

こちらは、被写体を360度回転させる LoRA です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、Wan2.1 の LoRA について解説しました。
LoRAを活用すれば、Wan2.1の持つポテンシャルをさらに引き出すことがきでます。
今後は、動画でも自分だけのスタイルを作っていくことができるでしょう。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、少しずつ触っていくことで慣れていきますよ!
この記事が、あなたのお役に立てればとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント